流れ星
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて。
もう昨年のことになってしまいましたが、娘と一緒に双子座流星群を見に行った時の話でも。
出かけたのは、2007年12月14日、21時すぎ(夜の9時過ぎ)でした。
# その前日、出張帰りの妻を駅まで迎えに行った帰りのことでしたが、「そういえば、なんたら流星群の日って今日じゃなかった?」と妻が言うので、「双子座流星群?そういえばそうだったかもね」と運転しながらチョコチョコ見たりしてたんですが見えず、後部座席にいた娘に「今日、流れ星が結構たくさん見えるらしいんだけど、どう?見える?」と尋ねるも「見えない」との返事。妻も結局見つけられずということで、いったん諦めたんです。が、翌日ネットを徘徊していて、流星群の極大予想がその日の19時ごろ(フランス冬時間)というニュースを見かけ、時計を見てみると21時過ぎだったのでちょっと遅かったか?と思ったものの、せっかくだからと重い腰を上げて見に行ってみることにした次第。ついでに、なんとなく娘も誘ってみたら、行く行く!、妻は、うーん、まあいいや、というので、二人で。
まず、歩いて2~3分の近所の空き地へ行ってみました。
空は良く晴れ、星は良く見えていて、絶好の観賞日和です。(観賞星和?)
…が、見えません。
火星は北東上空に目立ってるし、飛行機はいつものようにピカピカ飛んでるんですが、流れ星は見えません。
「10分ぐらいは待たないとダメかもなあ」
と思ったものの、寒すぎてじっと立ってられません。
# その時は-3℃だったはず。
「こんなに寒いの、経験したことないよ!」 [ガクブル]
とは娘の談。
大げさなwww
# ↑2007-11-17の朝は-8℃まで下がってます
# cf. 2007-12-20は-12℃だし去年も-14℃というのがあったし
ま、でも、着込み方がちょっと甘かったようです。
まさかあんなに寒いとは思いませんでした。[反省]
ということで、双子座流星群2007観賞会@近所の空き地は、
観賞時間:1分?
流星カウント:0
にて敢え無く終了~。
早速、車の中で見る作戦に変更、二人で走って戻って車に飛び込みました。(笑)
しかし、家の周りは光害が酷いし、車内はちょっとマシなもののなかなか暖まらない。
もうやめようかな…
そう思ったのですが、せっかくなので、町外れの畑が拡がっているあたりまで行ってみようと思いなおし、ちょっと車を出してみました。
すると…
観賞時間:約30分
流星カウント:なんと、26!
町外れまで出て良かったなあと、しみじみ思いました。
満天の星空とは、正にあのこと。
天の川は、クッキリハッキリ。
沈んで行く三日月(五日月ぐらい?)も、いい感じ。
5分でこういうところまでいけるという田舎暮らしの良さを久しぶりに再確認しました。
# 光害が如何に酷いかということも再確認してしまいましたが。
# こんな田舎でも、あれだけ違うんですからね…。
しかし、あんなに綺麗な星空を見たのは、いつ以来でしょうか。
田舎育ちなので、小さい頃はよく星空を見上げてましたが…
やっぱりその時以来かな。
自転車で冬の夜道を帰っていると、いつもそこにはオリオン座
…そんな感じで育ったので、流れ星は割合よく見た方なんじゃないかとは思うんですけど、天文ニュースを追ったり天体望遠鏡を買ったりするほどでもなかったので、一度に見たのは2~3個が最高だったような気がします。
# 流れ星が流れている間に願いごとをすると願いが叶うという話が流行る頃に一番良く見たんだろうなあw
ということで、流れ星をこんなにたくさん見たのは初めてでしたし、しかも、今回は車の窓から30分ほど見てただけで26個ですから、感動しました。
# ちゃんと見れば一時間に100個ぐらいは見られたかも…。
結構大きな光を放ちながら長く走る流星も2~3個ありましたし。
# なにかが爆発したかのように空が明るく光った所もあったとニュースで見ました。
ほんの気まぐれでしたが、今回の流星群、見に行ってホント良かったです。
ちなみに、娘(六歳)が見つけられたのは、30分で12個。
私の約半分でした。
まあ、流れ星を見たのが初めてだったので、そんなもんですね。
最初はなかなか上手く見つけることが出来なくて大変でしたが、
最後の方には同じぐらいの頻度で見つけられるようになってましたし。
# むしろ「初流れ星」で12個なんて、それこそ羨ましいぐらいで。
いやしかし、最初は本当に大変でした。
自分が10個ぐらい見つけても娘はまだ一つも見つけられなくて、ほとんど泣きそうになるし。(^^;
「一度も見たことがないから、見つけにくくてアタリマエだよ。
流れ星って、ひゅーんって感じで、本当に速いからね。
心配しないで。
一度見方が分かったら、ちゃんと見られるようになるからね。」
などと宥め賺しながら待つことさらに数分。
そろそろ我慢できなさそうな雰囲気に。
(もうダメかも?
せっかく一緒に楽しめると思ったのに。
来て失敗だったかなあ…。
ダメだったらどうしよう?)
そう考え始めた途端に、「あ!」と娘。
心底、助かった~、と思いましたね。(笑)
ということで、今回は、気まぐれで見に行こうと思い、気まぐれで誘ったたけだったんですが、娘と一緒に見に行けて、ホント、良かったです。
家に帰った途端、ダッシュで妻に報告してましたもの。
12個も見たよ、流れ星!!!
…みたいな。
目なんか、もうキラキラでしたしね。(^^)
----
PS
なんと、明日(1/4)が、三大流星群の一つの「りゅう座流星群しぶんぎ座流星群」の今年(2008年)の極大予想日みたいです。
時間は日本時間で8~15時だそうなので、フランスだと…0~7h、ということは今晩ですよ!…ってもう遅いかもしれませんが。みなさんもいかがですか。
まあ、寒いので、見るには夏のペルセウス座流星群が一番良いかもしれませんが。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
facetさん、明けましておめでとうございます。
双子座流星群なんてのがあったんですか。
テレビも新聞も殆ど見ないから知りませんでした。
尤も、14日の晩は仕事が終わって帰宅したのが零時過ぎだったので、知っていても見れませんでしたね(^^;
オーロラならノルウェーにいた時に見たんですけど、流れ星は一度も見た事ないです。
ところで、先日、例の「おまじない」なしでもココログにコメントを書き込めたので、今回このコメントも同様にやってみますけど、さて、如何でしょうか...
今年もどうぞ宜しくお願いします。
投稿: ひで | 2008-01-03 19:41
ひでさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願いします。
流星群って、毎年一年に何度か決まった時期に来るんですよ。「ペルセウス座流星群」などと星座名が冠されていて。その中でも三大流星群と呼ばれてるものが流星をたくさん見られる確率が高くて、ふたご座流星群もその一つなんですが、今回の頻度ですら例年並だったというニュースもみましたので、結構チャンスはあると思いますよ。
一度見に行かれてはいかがですか。
次回はいつかな…
夏のペルセウス座流星群が暖かくて見やすいかもしれませんが…
あ!
三大流星群のもう一つの「りゅう座流星群」(昔は「しぶんぎ座流星群」と言われていたらしいです)、今年はなんと明日(1/4)が極大らしいですよ!
で、実は流星群って、極大予想時間帯だけで見られるものじゃなくて確率分布なので、その前後も含めて3日ぐらいは見られる可能性があるもののようです。もちろん極大予想時間から離れるほど頻度は落ちますが、今日・明日・明後日は結構見られるかもしれません。
# 今週末でも、もしかしたら少しは見られるかも。
ちょっと調べてみたら、日本時間で1/4の8~15時が極大予想時間帯だそうなので、フランス時間だと今晩(深夜0h~7h)がチャンスのようですよ!
いかがですか、今晩?
寒そうですけど。(笑)
あ、あと、無事コメントできてますね。
私はまだ全然ダメなんですけどね…。
FAIの違いでしょうかねえ。orz
投稿: facet→ひでさん | 2008-01-03 21:27
PS
>三大流星群のもう一つの「りゅう座流星群」(昔は「しぶんぎ座流星群」と言われていたらしいです)
と書きましたが、Wikipediaによると、今でも「しぶんぎ座流星群」の方が使われているようです。理由は、
>>
現在、この星座は使われておらず、しぶんぎ座が設定されていた領域はりゅう座の一部となっている。しかし、この領域を放射点とするりゅう座ι流星群が、りゅう座の中心から離れすぎていることから、かつての星座名をつけてしぶんぎ座流星群と呼ばれている。
<<
とのことです。
(Wikipedia日本語版「しぶんぎ座」より)
投稿: facet | 2008-01-04 10:57
あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
流星群ですかぁ。最近すっかり星を見る機会がなくなってしまいましたが。出不精なだけですがね(苦笑)。
大学時代は天文部の合宿なんかで、流観(流星観測)もちょっとだけやっていました。
寝袋に入ってじっと何時間も空を眺めていると、特に流星群の時期ではなくても結構流れ星って飛んでいるんだな、と実感出来ましたね。
火球と呼ばれる明るい流星(確か、金星よりも明るいものをそう呼ぶのだとか)を初めてみたときには思わず『おーっ!』とか叫んじゃいました。下を向いて作業をしていると、一瞬光って影がうつるので誰かがフラッシュをたいたのか?と思ったら、実は背後の流星の光だったりとか。懐かしいなぁ……。
こうやって書いているとまた見に行きたいとは思うのですが、足が無い(私は車が運転出来ないので)のが辛いところです(苦笑)。
投稿: 風柳 | 2008-01-04 14:38
風柳さん、あけましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします_(._.)_
流星は、「寝袋に入って」ってのがやっぱり一番よさそうですね。
あと、明るいのは「火球」というのですね。
なるほど。
また何かあればいろいろ教えてください(^^)
しかし、足がないのは確かに辛いですね。
そうそう。「火球」といえば、つい一昨日のことなんですが、車で走っていると結構星が見えてきて、ちょうどその日はしぶんぎ座流星群の極大の翌日だったので、お、これはもしかして?と思ってまたチラチラ窓の外を見ていたんですが、いきなり、バチ!っと強烈な明かりが。一瞬、おお、もしかして!?…と思ったのですが、単に速度違反でレーダーに引っかかってしまっただけだったという(^^;
教訓:注意一秒、減点一生。orz
投稿: facet→風柳 さん | 2008-01-06 21:07
こんばんは
ご無沙汰してしまってすみません。高校生の時、一度天文部の友達と学校の屋上で星をながめました。その時流れ星を見ました。1月は残念ながら見ていません。
12月、はじめてプラネタリウムに行ったのですが、星は見てないです。秋の月食は隣のおじいさんと2人で見ましたよ。
投稿: 三紗 | 2008-01-29 10:41
三紗さん、あけましておめでとうございます。
# って、もう2月ですね…(^^;
# こちらこそご無沙汰してしまって申し訳ありません。
月蝕もいいですね。
残念ながら2007年秋の月食はフランスでは元々見られなかったので、今度チャンスがある時には是非見たいと思っています。
投稿: facet→三紗さん | 2008-02-01 16:51